ストックフォトで稼ぐ! 副業でイラストを販売できるサービス12選
デザインの勉強をしている方はもちろん趣味や副業でクリエイティブな作品を作っている方、その作品を自分のパソコンに保存しているだけではもったいないと思いませんか?
せっかく作った作品を多くに人に見てもらい、お金になったら嬉しいですよね。
今回は
・作品を売ってみたいけど売り方がわからない
・できれば手間をかけずに売りたい
そのような方に作品を販売するサイトを12件ご紹介します。
そもそもプロのデザイナーでもない自分の作品が売れるの?
と思っている方もいらっしゃると思いますが、あなたの作品は世界中の誰かが必ず必要としています。
この章では
ストックフォトはどのような販売方法なのか
ストックフォト投稿の難易度は?
どのくらい稼ぐことができるの?
ストックフォトサイトで稼ぐコツ
と売りやすさと稼ぎやすさを分かりやすくまとめました。
この記事を読んで自分にもできそう!
というサイトが見つかったら登録して自分の作品を投稿してみましょう。
ストックフォト別ロイヤリティ
まずはひとつダウンロードされたらいくら入るのかサイトごとに比較してみましょう。
サイト名 | ロイヤリティ率 | 換金申請 |
イラストAC | 1ダウンロード:4.3pt (1pt=1円) | 5000ptから |
Adobe Stock (アドビストック) | 販売された金額の33% | US$25以上 |
PIXTA (ピクスタ) | 一般:15〜22% 専属:30%〜53% | 1100円から |
iStock(アイストック) | 非専属:15% 専属:25%〜45% | $100以上 |
おすすめストックフォト4選
イラストAC
これから副業を始めようとしている、まだイラスト初心者という方に私が一番おすすめするのは『イラストAC』です。
イラスト制作始めたばかりの方にとって自分のイラストを公開することや販売することは結構ハードルが高くないですか?
『イラストAC』を見ていただけると分かりますが本当に多種多様なジャンルのイラストが投稿されていて、これなら自分にも描けそう!と思えてきます。
ですから『イラストAC』は心理的ハードルがかなり低く始めることができます。
イラストACとは
登録会員数1,200万人以上の無料でイラストのダウンロード、投稿ができる素材サイト。
クリエーター会員は投稿されたイラストが1回ダウンロードされる度に、4円が分配されます。
合計金額が5,000円を超えると報酬として換金することができます。
月間ランキング1位のトップクリエーターは月に40万円以上稼いでいらっしゃる方もいます。
イラストACは気軽に始めることができる
有料ダウンロードサイトはなかなかダウンロードされないのでモチベーションも維持しにくいですが、イラストACはダウンロードユーザーが無料でダウンロードできるので結構ダウンロードされます。
投稿したイラストがダウンロードされたら嬉しくてやる気も上がりますし、どのようなイラストに需要があるのか傾向を知ることもできます。
ダウンロードされやすいイラストが分かれば関連するイラストを描くことができてさらにダウンロードされやすくなるしモチベーションも上がると好循環になりますので、初めてストックフォトに投稿するという方は、ぜひ『イラストAC』から始められることをおすすめします。
ガッツリ稼ぐには数多く投稿することが必要
1ダウンロードにつき4円くらいなので稼げるようになるまでには時間がかかります。
コツコツと作品を増やしていきましょう。
月に10万円以上稼いでいるトップクリエーターの方々は2000枚とか投稿されているそうですよ。
イラストACのデメリット
投稿されたイラストの著作権はイラストACに譲渡されます。
お気に入りのオリジナルキャラクターができたとしてもイラストACに投稿すると著作権はイラストACに渡ってしまうため自由に使うことができなくなります。
そのため著作権を自分で保有したいイラストは他のサイトにアップロードするのが良いでしょう。
難易度:★
100枚以上投稿されている方で月3,000円くらいの収入
トップクリエーターはなんと月100万円!稼いでいらっしゃいます。
ちなみに私は2ヶ月で50個投稿しました。
収入は1,600円です。
毎日1個から4個ダウンロードされるのでグラフを見るのも楽しいです。
無理なく自分のペースで投稿できるのも良いですね。
コツコツ投稿しておけば、投稿していない月も稼ぎ続けてくれるのもメリットです。
AdobeStock
Adobeのストックフォト『Adobe Stock』
高品質なロイヤリティフリーの写真、ビデオ、イラスト、ベクター画像などを提供するするストックフォトサービスです。
Abobe製品を契約していなくてもコントリビュータになることはできます。
アップロードしてから審査が通るまで2、3週間かかるので、季節や旬なイベントなどを意識して作成したコンテンツは早めにアップロードした方が良いでしょう。
AdobeStockはAiで生成したイラストも投稿することができます。
Ai画像に興味がある方はチャレンジしてみるのも良いでしょう。
・画像はJPEG形式のみ投稿することができます。
・キーワードが自動生成されるので便利で手間なし。
(タイトルとキーワードは超重要)
・Aiで生成したコンテンツも投稿できる。
・18歳以下はコントリビュータープログラムに参加することはできません。
・写真に特定できる人物やプロパティがある場合リリースペーパーを添付する。
私が投稿してみた感想は、審査が2週間〜3週間と時間がかかるということと、多少厳しめかなというところがあります。
いくつか投稿したけれど審査に通らなかったという作品もあります。
そのような時は、どのような箇所がいけなかったのか教えてくれているので修正して再チャレンジしてみましょう。
難易度:★
Adobe Stockは1枚売れると収益は大きい。
審査に2〜3週間ほど時間がかかります。
PIXTA(ピクスタ)
PIXTA(ピクスタ)は、写真・イラスト・動画(映像)などのデジタル素材を6,950万点以上販売する、 国内最大級のオンラインマーケットプレイスです。
PIXTAでは無料会員登録後『入門テスト』を受けます。
イラストを販売する前に著作権や肖像権などを学びます。
デザインの勉強をしている最中で素材画像の使い方がイマイチ分かっていないという方はここで学んでおくとこれからのお仕事にも役立ちます。
PIXTAではJPG、EPS、PNG画像をアップロードすることができます。
審査は通常7日から14日。
1枚売れると数十円〜の報酬が入ります。
最低振込価格は1100円。
販売数によって得られるランクが上がると専属クリエーターになることができ、コミッション率の増加や審査が優先的に行われることができます。
(専属クリエーターは他のストックフォトでの販売していない人が対象)
トップクリエーター(写真)は3,200万円も売り上げていらっしゃるそう。
夢がありますね。
iStock
iStockはGetty imagesとiStockでダウンロードできるシステムでより多くの利用者にダウンロードしていただけるサービスです。
iStockにクリエーター(コントリビュータ)として登録するためにはまず審査に通る必要があります。
申請はスマートフォンのアプリから申請することができます。
審査に必要なイラスト3点から6点ほど必要なため予め用意しておきましょう。
iStockは海外のサイトなので支払いはUSドルになります。
しかも最低申請額は100ドルなので少しハードルは高めの印象です。
イラスト販売サイト
ここからは作成したイラストを販売することができるサイトをご紹介いたします。
ストックフォトでイラストを投稿することに慣れてきたら次のステップとして自分の店でイラストを販売していましょう。
自分のお店といっても既に登録者数が多いプラットフォームなら手軽に出店することができます。
ココナラ
ココナラは自分のスキルを販売することができるサイト。
日本最大のスキルシェアマーケットとして有名です。
19のジャンル、200以上のカテゴリがあり、イラストだけでなく自分の得意なことを販売することができます。
イラスト作成や動画編集、SNSのアイコン、ビジネスや私生活の相談まで何でも出品できます。
すでに432万人のユーザーがいるため、イチから集客する必要はありません。(2023年10月現在)
・スキマ時間に副業したい
・スキルアップのために経験の場が欲しい方
・副業でガッツリ稼ぎたい方 など
実績を積みたいデザイナーも多く利用しています。
月収目安
副業で月5万円くらい
クラウドソーシングサイトなど、お仕事に『応募する』ことに少し抵抗がある、ハードルが高いと感じている方には『選ばれる』ココナラがおすすめです。
お店の顔である『サムネイル』で、その店らしさをアピールするようにできると選ばれやすいです。
デザインに限らず自分の得意なことを気軽に出店してみてはいかがでしょうか。
私も始めてみましたが、他のプラットフォームに比べてもダントツで売れやすいと感じています。
操作も簡単なので初心者でも安心して出店することができます。
私がココナラをオススメする理由の一つに、運営に不明点を質問すると迅速にお返事が返ってくるという点があります。
不安な点がすぐに解消できるので出店や購入者様とのやり取りも安心しておこなうことができています。
始めて自分の店を出すという方には大変オススメです。
ココナラでの出店のポイントはお店の看板にあたるサムネイルが魅力的なことはもちろん『プロフィール』を充実させることも大切です。
購入者はサービスを見て、どのような人が出品しているのかプロフィールに訪れます。
ぜひこの方にお願いしたいと思っていただけるようなプロフィールを載せておきましょう。
どのようなプロフォールを載せたら良いか分からないという方は売れている方のプロフィールを参考にしてみるのも良いでしょう。(真似はいけません。あくまで参考に)
ココナラでは複数のアカウントを作成することはできませんが、複数のお店を作ることができますので自分の得意なことをいろいろ試してみても良いと思います。
デメリット
・販売手数料が25%。売上からかなり引かれてしまう。
\早速ココナラ無料登録してみる/
【SKIMA】(スキマ)
◆累計会員数 25万人以上
◆誰でも個人のイラストレーターにイラストを依頼できるサービス
◆イラスト販売に特化している販売サイト
購入者は欲しいイラストやキャラクターなどを探したり、作成いてくれるクリエーターを探して依頼したりできます。
企業向けのロゴ制作やサイトイラストではなく、個人が利用するようなイラストを手軽に発注できます。
SNSアイコン、ヘッダー ・Vtuberのキャラクター作成 ・TRPGやMMORPGのマイキャラ、立ち絵 など、イラスト以外のカテゴリも充実しています。
表紙デザインやタイトルロゴの作成、 ロゴ/名刺/バナー/webデザイン/動画作成/アニメーション/写真 、物語を書いてもらう、小説/ゲームシナリオ/脚本/記事作成/文章校正などなんでも依頼することができます。
クリエーターは作品を出品するだけでなく購入者が募集している案件に応募することもできます。
やり取りは、サービス内で安心安全に実施可能 ・購入時に支払い、納品後に売上が確定するため、購入者、クリエイターともに安心して利用することができます。
クレジットカード、コンビニ決済に対応しています。
こんなクリエーターにおすすめ
◆絵の仕事をしたいけど実績がないので実績を作りたい
◆副業で自分のスキルを活用したい
◆隙間時間にお小遣い稼ぎをしたいという方
BOOTH(ブース)
BOOTH(ブース)はイラストやオリジナルグッズを販売できるサイトです。
漫画やアニメキャラクターのイラストが多い印象です。
他にも
漫画の描き方、フォント、音楽、などさまざまなジャンルの作品が販売されています。
デザインやイラストだけでなく自分のスキルを商品にして販売することができます。
値段も数百円から数千円までさまざま。
LINEスタンプ
LINEスタンプは買って使うだけでなく、作って販売することができます。
LINEクリエーターズマーケットに登録してLINEスタンプや着せ替えなどを販売します。
手数料はかからず、スタンプが売れた際に販売価格の35%が報酬として支払われます。
120円のスタンプを売った場合42円
動くスタンプは250円のスタンプ1個売ると62円
分配額が1,000円を超えると振込申請することができます。
銀行振込ですと495円手数料がかかりますが、LINE Payなら0円。
(LINE Payは出金する際に220円かかります。)
LINEスタンプは1個も売れないという声も聞きますが、季節物を作成するとその時期に毎年売れたり、SNSを利用して集客したり、英語表記にすると海外で買ってくれる人がいたり、ガッツリ稼ぐことはできなくてもそこそこ売れます。
私は10個くらいしか販売していませんし割と放置気味ですが、忘れた頃に振込申請の案内が届くくらいちょとずつ売れています。もっと多く販売すれば比例して報酬も増えるかもしれませんね。
LINEスタンプは審査が早いのも良いところです。
販売申請してから1〜2日で販売開始することができます。
販売したいものがたくさんある方はスピーディーに販売開始できるのもメリットですね。
自分で使うのも楽しい。
審査が早い。
クリエーターの数が多く大きく稼ぐのは難しい。
8個から販売することができますが、40個の方が売れる気がします。
(アニメーションスタンプなどの動くスタンプは8個/16個/24個)
トップクリエーターは売上が1億円を超えるそう‼︎
minne
ミンネは国内最大規模のハンドメイドマーケット。
雑貨、アクセサリー、家具、ファッションなどなど様々なジャンルのクリエーターがminneで活躍されています。
ハンドメイド製品が多く出品されている印象ですが、イラストも多数販売されています。
結婚式のウェルカムボードや、家族のイラストなどが人気です。
「自分で作った作品をまずは販売してみたい!」という方におすすめです。
・販売手数料が送料を含む10.56%と他のサービスに比べお得。
SUZURI(スズリ)
画像をアップロードするとTシャツやキーホルダー、バッグなどのグッズを簡単に作成してSUZURIの中で販売することができるサイト。
在庫を抱えることなくオリジナル作品を販売できるのは魅力です。
デジタルコンテンツの販売も可能。
登録からとっても簡単に販売することができます。
商品が自動で発送されるので、どのような商品が出来上がるのかクリエーターは確認することができません。
私は自分の作品を自分で使ってみたいと思い『キャップ』、『マグカップ』などいくつかの商品を購入してみたことがあります。
しっかりした素材の良さと、デザイン通りのでき映えにとても満足しています。
毎日使うマグカップも3年ほど使用していますが、食洗機にかけても丈夫で、プリントも全く劣化していません。(制作するアイテムにもよると思いますが)
・イラストを投稿するだけでオリジナルグッズを販売することができる。
・一切の費用がかからない。
難易度:★
アップロードするだけでオリジナル作品が販売できるのは魅力
SUZURIは放置では売れない気がします。
SNS等でしっかりアピールした方が良いでしょう。
自分でオリジナル作品を作って使用しても楽しい。
メルカリShop
メルカリShopは月間2,300万人以上が利用するフリマアプリ『メルカリ』内に商品を販売できるお店。
初期費用・毎月の固定費用は0円。
初めてのネットショップでも安心して始めることができます。
毎月2,300万人以上が訪れる日本最大フリマアプリ内で販売ができるので集客に手前をかけなくても販売することができます。
note
noteはクリエーターが文章や画像、動画などを投稿し、ユーザーがコンテンツを楽しむことができるサイトです。
シンプルな投稿画面でクリエーターは創作活動に創作活動に専念することができます。
ランキングや広告がないので読者は集中してコンテンツを楽しむことができます。
noteにはクリエーターを応援するサポート機能があり、
応援したいクリエーターに金額を指定して送金することができます。
◆利用料は無料で登録後すぐに使うことができます。
◆話題となった記事は書籍化されることも
◆投げ銭のようなクリエーターをサポートする機能がある。
noteで話題になった記事から直接書籍化の声がかかったり、noteからサポートしてもらえる『クリエーター支援プログラム』があります。
noteの特徴としてコンテンツを有料販売することができます。
販売価格
100円〜10,000円で設定できる。
投稿する時の注意点
自身に著作権がないイラスト(有名人の似顔絵、有名キャラクター、商品名の入ったイラストなど)は投稿できません。
公序良俗に反するようなイラストは投稿することはできません。
イラストを販売して稼ぐコツ
たくさん投稿する
高額の収益がある上位のトップクリエーターは2000枚とか数多くのイラストを投稿されています。
コツコツと継続することも大切です。
投稿した作品は見つけやすいようにタグ付けをすることも大事なポイントです。
売れるイラストは何か考える
旬やニーズを把握するということも意識しましょう。
例えばコロナが流行り始めた時はマスクやマスクをかけた人などが数多くダウンロードされました。
イラストは仕事で使用することが多いためどんな人がどのように使うかを考えて作成するとダウンロードされやすくなります。
季節物のコンテンツは数ヶ月前にアップロードしておくなど戦略的に投稿しましょう。
複数のサービスで同時に売る。
著作権譲渡するサイトでなければ同じ作品を複数のサイトで投稿することも可能です。