【After Effects】リピーターを使ったシェイプアニメーションができない。
リピーターを使ったシェイプアニメーションを作ってみましたが、うまくいきません。
こんな感じにしたいのに
こんなふうになってしまいます。
今回は、リピーターを使ったシェイプアニメーションの作り方を、初心者さんがつまずきやすいポイントを抑えて見ていきましょう。
リピーターを使ったシェイプアニメーションの作り方
新規コンポジションを作成します
デュレーションは5秒で作成します。
新規平面を作ります。
『Ctrl+Y』で新規平面を作ります。
タイトルアクションセーフを出しておくと良いでしょう。
新規シェイプレイヤーを追加します。
『追加』から『長方形』、『線』、『空のグループ』を追加します。
線のカラーをお好きな色に変えます。
グループの中に『長方形』と『線』を入れます。
グループのトランスフォームの『回転』を45°にします。
そして、次のようにキーフレームを打ちます。
長方形の『サイズ』 | 0フレーム:0 | 20フレーム:100 |
線の『幅』 | 0フレーム:25 | 20フレーム:0 |
トランスフォーム グループ1 『位置』 | 0フレーム:0 | 20フレーム:-250 |
トランスフォーム グループ1 『スケール』 | 0フレーム:0 | 20フレーム:100 |
『U』を押して全てのキーフレームを表示して『F9』でイージーイーズをかけます。
グラフエディターでイージーイーズを調整します。
リピーターを追加
コンテンツの『追加』からリピーターを追加します。
このとき、『長方形』や『線』を選択していない状態、『コンテンツ』を選択してからリピーターを選択するようにしてください。
そしてリピーターをこのように設定します。
リピーター1 コピー数 | 10 |
位置 | 0 |
回転 | 36 |
どうですか? できましたね。
初心者さんがつまずくポイント
初心者さんがリピーターでつまずくポイントの1つにリピーターを追加する時選択している場所があります。
『長方形』や『線』を選択したままリピーターを追加すると、リピーターの追加される場所はこのようになります。
先ほどと同じようにリピーターの設定をします
コピー数 | 10 |
位置 | 0 |
回転 | 36° |
するとこのようなアニメーションになりました。
その場合はリピーターをグループの外に出します。
リピーターはリピートさせたい要素の下に配置します。
リピーターはコンテンツ内の下にある要素を全てリピートさせます。
リピーターについてもう少し詳しく学びたい方はこちら
すると このようにきれいに丸く広がるアニメーションになりました。
まとめ
思っていたのとちょっと違う動きになってしまった時は、リピーターを追加する位置に注意してアニメーションを作ってみてください。
基礎からきちんと学びたい方におすすめ。「プロが教える! After Effects モーショングラフィックス入門講座」
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