【Illustrator&Photoshop】Photoshopで切り抜きした画像をIllustratorで開く方法

2022年6月14日

Photoshopでレイヤースタイルなどをつけて切り抜いた画像をIllustratorで使うにはどうしたら良いでしょう。

今回はフォトショップで切り抜きした画像をイラストレーターで使用する方法を学びましょう。

スポンサーリンク

Photoshopで切り抜きしてIllustratorで開く方法その1

Photoshopで加工

この金魚の画像を金魚だけ切り取りたいのでまずはPhotoshopで開きます。

クイック選択ツールなどで金魚だけ範囲選択します。
金魚が範囲選択されている状態で「Crtl+J」で複製します。

複製されたレイヤー以外を非表示にします。
このように切り抜かれたのでレイヤースタイルでドロップシャドウと光彩内側もつけてみました。

書き出し

「ファイル」から「書き出し」「Web用に保存従来」を選択します。
「PNG24」を選択します。

「Jpeg」は透過情報を持たないので必ず「PNG」を選択します。

「保存」で書き出されます。

Illustratorで配置


Illustratorを開きます。

「ファイル」から「配置」金魚の画像を選択します。

背景に水の画像を持ってきました。

完成

Photoshopで切り抜きしてIllustratorで開く方法その2

上記方法の加工したところから

別名で保存

「ファイル」から「別名で保存」名前をつけて任意の場所に保存します。

「PSD」ファイルで保存されます。

Illustratorで開く

Illustratorを立ち上げPhotoshopで保存した「PSD」ファイルを開きます。

読み込みオプションが出ます。

読み込みオプション

【レイヤーをオブジェクトに変換】
レイヤーに分かれて開きます

【複数のレイヤーを1つの画像に統合】
画像が統合されます

金魚はレイヤーが1つしかなかったので特にレイヤーに分けていませんが、

複数レイヤーがあるファイルはこのようにレイヤーが分かれます。

Photoshopで修正したい場合

PSDファイルで保存してイラストレーターに読み込む方法なら、フォトショップで修正したものがすぐにイラストレーターに反映されるので便利です。

このような画像を用意しました。

写真ACでダウンロード

オブジェクト選択ツールなどで右のいちごだけ選択します。

『選択範囲からマスクを作成』

マスクをかけることができました。

『ファイル』から『別名で保存』。
『PSD』で保存します。

イラストレーターを開く

イラストレーターにPSDファイルをドラッグして開きます。

フォトショップで修正

レイヤーマスクサムネイルを選択します。

描画色『白』のブラシで塗ると左側のいちごが現れました。

『Ctrl+S』で保存します。

イラストレーターに戻り『リンクを更新』するか聞かれますので『はい』

このようにイラストレーターでも変更がすぐに反映されました。

パスに変換してイラストレーターで枠線をつけたいとき

『パスコンポーネント選択ツール』でパスを選択します。

『Ctrl+C』でコピー
(うまくいかなかったら『編集』から『コピー』)
イラストレーターで『Ctrl+V』

このようにパスを貼り付けることができます。

画像はパスの線をピンクにしました。

『塗り』で塗りつぶすこともできます。

IllustratorからPhotoshopで画像やオブジェクトを開く

今度はIllustratorで作ったり描いたりしたものをPhotoshopで開く方法を学びましょう。

その1.コピペ

Photoshopで開きたいオブジェクトを選択してコピーしてそのままPhotoshopでペーストすることが出来ます。

この時【レイヤー】を選択するとレイヤーで分けてペースト出来るのでPhotoshopでも別々に加工できます。

その2.PSDで保存

次にIllustratorから「PSD」で保存する方法をみていきましょう。

「ファイル」から「書き出し」「書き出し形式」と選択して書き出し形式を「PSD」にします。

Photoshopを立ち上げ「PSD」ファイルを開きます。

するとレイヤーごとに分かれて開くことが出来ます。

まとめ

とても便利にIllustratorとPhotoshop間で移動できるのでPhotoshopで効果をつけてIllustratorで印刷物を作るなども出来ます。

Photoshop記事一覧